堕天作戦における生き物たち

考察/解説

堕天作戦は今より少し先の未来の地球をベースにしたお話ですが、作中には現代にない生き物たちがたくさん出てきます。

今回はそれらをまとめてみたいと思います。ネタバレも含みますのでご注意ください。

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1.人間

超人機械が出てくるまでの支配者。

主な登場人物 シャクター/アマチ/サティなど

種族 現代の私たちと外見はそう変わっていない様子でインド大陸が舞台だがアジア人他サティのようなアングロサクソン系らしき人種、キューティーの部下のアフリカ系らしき人種など、数多くの人種が存在する。クローン技術もあるがまだ恐らく器だけ生成できる段階。

スキル 腐鉄菌を撒かれた影響で産業や軍事方面で支障があり思うように発展していない。かつては魔人を奴隷として扱い、鵺を家畜化させた。

 

2.魔人

人間と対立する勢力の一つ。堕天作戦では人間より登場人物が多い。ヘリオス曰く元々は奴隷種族だったが、やがて蜂起し人間と対立するようになる。

主な登場人物 ギンカ隊/ボルカ/ジュンボ/ピロ/レコベル/コサイタスなど

種族 魔人にも人間のような肌の違いや髪色の違いがある。ピロのカラー絵は薄ムラサキなので、人間とは違う肌の色をしている場合もある。個体により稀に幼体成熟という強い魔力と体を持つ魔人が誕生するが、彼らに生殖能力はないので遺伝子は引き継がれない。

スキル 寿命は短く30年。見た目の年齢は実年齢×2で人間の年齢に相当する。個人によるが魔法が使えるが、実践に使えるのは1割ほど。魔法の種類は多岐に及ぶが寿命の短さから研究や解明しきれず、応用範囲でしか研究できていない。

 

3.鵺

ギョーマンによると家畜化された人間。体が大きく力も強いため戦闘用あるいは移動手段として人間に使用される。制御脳で操られているようで思考力はない様子。

「ヒョー」という鳴き声を発し、よだれを常に出している。

シバの母親はおそらく鵺であり、捕縛された時の治療の一環で鵺用の臓器を仕込まれている。

4.怪蟲

哺乳類をモデルに(おそらく魔人によって)改造された生き物。モデル名が頭に付くがモデル名の遺伝子があるかは不明。

豚怪蟲/熊怪蟲などが登場し、主に念波で制御されるために魔人が多用している。

メイミョー産による制御脳付きで念波なしで操れる新種も出ている。(ただし暴れ出した場合には念波が必要)

飼育されたもの以外にも野良もいるようで、樹海にも生息している。

5.竜

主な登場人(?)物 カトラス/アルバトロスなど

アメリカ大陸に生息する。

雌雄は不明だが射精行為らしき事をしているのでオス

人間魔人あるいは男女問わず魔竜騎兵となる人物を選び、改造を受け入れて魔竜となる事がある。

4巻の表紙では竜が人間らしき形のものから脱皮している様子が描かれている。

6.不死者

主な登場人物 アンダー/ゾフィア/ヘリオスなど

スキル 死なない。血の一滴や消し炭からも復活を遂げる。しかし別々に復活する事はなく、あくまで一個体だけしか復活しないので増殖はしない。復活する際に再生誘導体と呼ばれるツタのような有機物が生える。

なんらかの理由で不死の奇跡を失う事があり、ゾフィアやヘリオスは不死者ながら死を迎えた。

登場人物はそれぞれに知性があり研究肌。外見上の特徴も似ていることから超人機械が自身をモデルにしたのではないかとレコベルは推測している。

7.超人機械

ゾフィアは人工の知性と呼び、アマチは人間の進化したものと推測しているが実態は不明。参考ブログ(超人機械の今

科学の範疇を超えた奇跡をいくつも起こす。現代と異なる種族や生き物はおそらく超人機械の造り出したもの。星のシステムも彼の造ったもので、魔人や不死者はそこから魔力を供給されているとアマチは推測している。

ある日姿を消してしまい、今はどこにいるかも不明。

 

人間と魔人の抗争の末にどの国がどんな運命をたどるのかも気になりますし、不死者と竜によって超人機械の秘密にどう迫るのかも気になります。本編はまだお休みのようで、なんとももどかしいですが、心を穏やかに待ちたいと思います。

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