pixivisionにて堕天作戦のインタビューが掲載されています!未読の方はぜひ!
この記事についてはいろいろな思いがこみ上げて長くなるので今回は告知だけにとどめます。
※後日、このインタビュー記事についてまとめたものはこちらです。
【お知らせ】pixivisionで堕天作戦の公式インタビューが掲載されています
さて、レコベル考察シリーズPart3です。
第一弾はこちら→【考察】レコベルという人物【虚空処刑】
第二弾はこちら→【考察】レコベルという人物2【竜姫活殺】【修羅胎動】
再登場したレコベル 第一形態
3巻のラストまでは存在は語られつつも姿を現さなかったレコベルですが、星彩燦然Part2前編にて再登場します。【あらすじ】堕天作戦 3巻 星彩燦然 Part2前半
この時の表紙、初見時はレコベルの可愛さにばかり注目していましたが、戴天党初代メンバー3人の後ろ姿だったんですね。地獄献上読了後に見るとじんわりくるものがあります。
シャクターの「(レコベルとの)最後の散歩になるかもしれん」という言葉【あらすじ】堕天作戦 3巻 星彩燦然 Part1でレコベルの体か命が危機にある事を示されました。
虚空処刑で凍死寸前だったので五体満足だとは思ってませんでしたが、車イスとか義足とかかなあと思っていました。
シャクターに呼ばれて振り向いたレコベルは制御脳で顔の上半分が覆われているというショッキングな姿に成り果てていました。
3巻のラストがこれだから、コミック派は4巻でるまでの間の情緒大丈夫だったでしょうか??
4巻最初の星彩燦然Part2後編【あらすじ】堕天作戦 3巻 星彩燦然 Part2後半では、体は治癒したものの脳が傷つき制御脳で支えた上状態である事が分かります。記憶や人格を取り戻すのは絶望的なので脳を新調して新たな人生を歩む事をシャクターは提案しました。
レコベルの星の推察(初期化バージョン)
しかし、レコベルの答えは
「だいすきのかたまりなので、むかしのあたまにもどしたいです」
でした。脳を損傷したレコベルは平仮名でしゃべります。そして、アマチ博士の回復プランに同意します。記憶をなくしながらも人格はレコベルそのもので、ロケットをつくるというシャクターとシバの会話に反応します。
「じゅかいにはまほうのみなもと、ちょうじげんこうぞうぶっしつあります。」
「にんげんがまほうをできるけんきゅうです。まじんをにんげんにしてじゅみょうがのびます」
シャクターとシバがびっくりのキーワード連発します。記憶をほとんど失っていてこれですから損傷前のレコベルはどれほど星の秘密に迫っていたのでしょうか。
樹海には魔法の源の超次元構造物質があるというのは、この時レコベルは星型のヒトデを樹海と認識しているので、樹海=空の星で、星に超次元構造物質があるということだと思います。
超次元構造物質という単語もおそらくここで初めて出てきたかと思うのですが、レコベルは魔法や不死者の原理について当初から座標軸(次元)を拡大しての解釈を論じていました。【あらすじ】堕天作戦1巻 虚空処刑 Part3
なにかしら別次元のものとリンクする物質が星にはあるのでしょうか。私がかつて書いた虚術の仕組みについての記事【考察】堕天作戦 虚術の仕組みで推察した、魔法は別次元からのエネルギー説とも合致してくる気がします。
つまり星には別次元のエネルギーにアクセスする仕組みがあって、魔法使いたちはそこからエネルギーをもらったり、虚術使いたちは逆にエネルギーを送ったりしているのではないかと思います。
制御脳レコベルもレコベルのままで可愛いなあと思っていると、その後はさらに衝撃的な姿となります。
再々登場したレコベル 第二形態
その次のレコベスの登場回は4巻の有頂天外【あらすじ】堕天作戦 4巻 有頂天外です。研究室を訪れたマイア(モーラ)とルビーがレコベルに面会します。ほとんどルビーが無理やりでしたが、アマチ博士もいやいやながら応じたのは培養槽を自慢したかったんだろうな〜
レコベルもピロにやたら説明したがっていましたし、研究者は一般人に理解してもらいたくて饒舌になるのかもです。
レコベルはアマチ博士の培養槽にて脳を増殖しておりさらに脳が肥大しています。
ヒロインへの仕打ちはこの漫画では慣れていますが、まさかこんな姿になるとは。質を量でカバーとかなんだか力技ですがスマートな印象を受けるのがアマチ&レコベルマジックです。ますます脳とそれに対応する消化器がビッグになるそうで、最終形態は力士みたいなレコベルになっちゃうのでしょうか。
この時のレコベルは半覚醒で、意識はあるのか、彼らの会話が聞こえていたのかは不明です。少しずつ知性と記憶を取り戻すのはどんな気持ちなのでしょうか。
見た目の愛らしさや発する言葉のきらめきで惑わされがちですが、レコベルは結構悪巧みをしている子だと私は思っているので、培養槽にて知性を取り戻すとともに打算を巡らせていたのかと思います。
レコベル続編アップしました
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