番外編ながら(掲載当初はおまけだったらしいですが)怒涛の情報量の回でした。諸国の情勢などは次回に回すとして(そっちが重要だとは思うのですが)純粋に感想だけ述べていきたいと思います。
ケレスが元気そうでよかったです。ボルカの名声を諸外国まで広めてうかつに街に手出しできないようにするとか、絡め手や情報戦に強いタイプですね。ナイトワット死後もナイトワットの築いた街と名声を守る事にがんばっている模様です。ダルガパルに惜しみなく情報を与えたり「戴天党を攻めるのは総裁の死後が良いでしょう」とアドバイスするのも、ナイトワットを倒したボルカには頂点になってもらいたい願望がある気がします。なんていうか、自分を倒したんだから誰にも負けるなよ!って言うスポーツ漫画みないな気分??自分を負かした相手が負けたらその分自分の順位も下がりますもんね。純粋にダルガパルの参謀になってくれたら心強いのですが、ナイトワット以外の下で働く気はないだろうな〜
ボルカに上に立つようにそそのかす人物がもう一人現れ、それがボルカの副官らしき魔人です。色黒(?)のこの魔人は修羅胎動Part1と5に出てきていますね。
「ハイデラ相手に鉄兵器をたくさん作って、このままじゃ腐っちゃうしもったいないから戴天党と戦ってほしい」と言ってた人ですね。修羅胎動の時は上層部の意向をそのままボルカに伝える杓子定規な人物のイメージだったのですが、今回はボルカの理解者のような雰囲気出しています。けどボルカに造反だか離反をそそのかしたりして、ダルガパルの不穏分子にならないかしら?ダルガパルが今は結構戦力が強いので、構成上何かトラブルが起きそうな可能性が一番高くて怖いです。
幼体成熟のボルカを理解してくれていたのはやっぱりナルコだけで、今回はナルコ回想が多かったです。嬉しいけど故人を回想してしまうのは満たされていない証拠の気もして、ボルカの精神負担が心配になってきます。ナルコに代わる理解者が現れてほしいですが、でもナルコの代わりは誰にもできないんでしょうね。
ボルカの事情にはお構いなく情勢はどんどんめまぐるしくダルガパルとボルカを翻弄します。コサイタスの魔法が戦略級とは。。ただの弱ったおじいさんだったのになあ。戦略級という事は情勢が一変するって事ですよね。30万人も屠る魔法じゃ小さい国家は消し去られてしまいそうです。コサイタスが命をかけるのに相手が今回2万人で使うのもったいないとか思っちゃいました。魔人ではなく人間の2万人だから違う方法で撃退できなのでしょうか。クメル人なら薬漬けだから落とし穴にでも閉じ込めて放置して禁断症状を起こさせるとか(ヾノ・ω・`)ムリムリ
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