【感想】堕天作戦 5巻 無明隧道 Part4

感想

前回異種族を従えて絶好調だったモーラですが、魔力切れなのか早々に人員削除しています。あのまま引き連れて大活躍すると思ったのですが、盛り上がりそうな展開をアッサリ放棄するのがさすが山本先生です。

豚怪蟲を放棄したのをみて「スパイ確定だ」とサティは怖い顔で判断しますが、ホワイトはハナホジしながら「魔力が尽きかけてるんじゃないっすか?」と正鵠を得ています。素人の動きは却って読みにくいもんなんでしょうね。モーラを捕まえたいと血気はやるペリエとバルバに、サティはホワイトをつける事で冷静さを保たせようとしますが、本当に怒っていたのはサティだったのですね。メガネくん見た目通り有能!(まだ名前は出てきてないと思うのですが実は見落としてるんでしょうか?)サティが怒っているのはメイミョーに犠牲が出た事なのか、極力街を保持しようと努めたのにアッサリ敵が破壊しに来ている事なのか、どちらでしょう。

モーラは容赦なく操った魔人に同じく操った改造人間を始末させようとしています。しかし魔人同士の自分を犠牲に相手を生かそうとする姿をみてまたもや心が乱れた様子です。モーラの心の声が漏れてしまい、モーラの思いと魔人の発言がシンクロする事態になります。念波を逆流させたらこんな事にもなるのですね。もともとこの魔人は魔力耐性が高かったのかもしれません。その後一旦モーラの再操作をはねのけて攻撃します。ビートと改造人間はこの時にやられてしまったようです。

その後ピロをモーラは操ろうして文字通り大やけどを負ってしまいます。ピロは全裸を恥じてモーラを追いかけませんが、本当この人の信念は揺るがないです。いらぬ誤解をって、多分誰も誤解しないかと。めちゃくちゃ強くて実際街を火の海にしたのはピロのせいだと思うのですが、すっかりポジションは和みキャラです。

和みつながりですが、前回弾かれてしまったキューティ参謀の暗号が『光』って、漫画のキューティーハニーの『ハニー’フラッシュ’』とかけてるワケ…ないですよね。なんだか参謀が可愛い名前でふふってなりました。

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