【目指しましょう、星!!】たどり着くのに必要なもの

考察/解説

新章にてアンダーは戴天党幹部のキューティの前で復活して見せて自分が不死者であることを明かしました。同じく党内にいるレコベルの再会が楽しみです。レコベルの星へ向かう計画も進行しているかと思います。

ここで戴天党の党是であり、コサイタスの宿願でもあった、星にたどり着くために必要なものを洗い出してみます。

ロケットの機体

宇宙へ行くわけですから人が行くためには乗物が必要です。

ただ作中はロケットと表記されていますが、実際には中に人が乗るので今でいうスペースシャトルが近いのでしょう。2019年の時点でスペースシャトルは打ち上げが凍結されたままなので、作中世界ではとっくにスペースシャトルは過去の産物になっており、代わりにロケットが有人可能になったという設定でしょうか。

ロケットについては宇宙情報センターJAXAのサイトにロケットの項目がありますので、仕組みや原理はここを参照しました。

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スペースシャトルも同様に宇宙情報センターJAXAのサイトにスペースシャトルの項目より仕組みは参照しています。

スペースシャトルのつくり:スペースシャトル - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA
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治乱興亡Part戴天党【あらすじ】堕天作戦 5巻 治乱興亡 Part 戴天党にて

アマチがコサイタスに言うには、魔竜さえ確保できれば大気圏までは打ち上げ可能な機体は作れるそうです。おそらく燃料や操縦は魔竜を使用するということだと思うので、宇宙飛行に耐えうるハードが作られれば星までは行けるのですね。燃料部分を無視してロケットの先端部分だけ考えるとアルミ合金メインで作れるそうなので、腐鉄菌が蔓延するこの世界でもなんとか建造できそうかも??

虚空処刑【あらすじ】堕天作戦1巻 虚空処刑 Part2によると星の高度は高度3578600mで約400km未満です。大気圏の外の外気圏が約500kmと言われているので、星があるのは大気圏内です。なので博士のいう大気圏突破は可能なレベルの機体があれば星までは行けますね。

魔竜

本来は打ち上げや推進力のために燃料を積まないといけないのですが、おそらく魔竜を調達することで魔竜のロケット魔法を使って一気に燃料問題は解決するようです。魔法ってすごい!

魔竜の魔法は1巻の竜姫活殺【あらすじ】堕天作戦1巻 竜姫活殺 Part1でカトラスが存分に披露してくれます。特に竜姫活殺Part1のラスト(1巻117ページ)でカトラスがダルガパル陣営に上陸するシーン。腕や足から逆噴射して着地の衝撃を和らげているんですよね。この力が使えるならあえればロケットの発射や推進の燃料問題やそのための設備は不要で、ほぼロケットそのものはコックピットと竜が収まるスペースだけで大丈夫です。

内部の生命維持装置

人が乗るコックピットには宇宙での環境に耐えうるための生命維持装置が必要です。アマチ博士の推論では生命維持システムは装備可能でも安定した維持が確約できないレベルだそうです。コサイタスは不死者を搭乗させることで生命維持システムの不安定さも問題ないと考えていたようです。

アマチ博士は魔竜騎兵が搭乗すれば魔竜の操作も簡単だし一番ベストだと言ってますね。そんな酔狂なことしてくれそうな魔竜騎兵はルビーだけだったんですが、残念なことに今はメイミョーに魔竜共々身柄を確保されています。

ロケット操作の方法

仮にカトラス以外の魔竜を確保したとしても魔竜騎兵が乗らないなら魔竜が言うことを聞くかどうか。

アマチ博士はその辺りのソフト的な問題は深くは考えていなかったようです。(そもそもロケットの建造自体の意味に疑問を持っていたようなので)。おそらくレコベルはその問題の解決方もすでに考えているものと思われます。

やはりヌーベルが念波を使って魔竜を操作するのでしょうか?それとも魔竜騎兵を操作するのでしょうか?レコベルの造っているクローンは、レコベルが星へ行くことだけを考えているならカトラスかなあ。

カトラスクローンをヌーベルが操るってなんだか王道じゃない気がするので。やはりレコベルとアンダーがともに竜に乗って星を目指す未来が見たいです。

ところで星彩燦然【あらすじ】堕天作戦 3巻 星彩燦然 Part1でギョーマンがシバのことを「神の奇跡の直系かもしれんなあ」と言っているシーンですが、背景の絵は星を目指す竜、ですよね。

竜の存在自体が星にたどり着くために超人機械に造られた生物かも、と思ったりしています。

 

 

 

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