【あらすじ】堕天作戦 5巻 治乱興亡 Part 戴天党

あらすじ
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イスパノ&サーデリー後の戴天党

戴天市本部でシャクターが魔人の女性と話をしています。

第三師団のラタールは辞表を出し、第四師団のカンビンが姿をくらませたとのことで、師団長が不在となってしまったようです。空席となったためカペラと呼ばれる女性に師団長をするよう要請します。

カペラはナイトワットの妹だそうで士気を高めるためにも必要だとシャクターは頼みます。シャクターはケレスが裏切ったと思っており、ナイトワットやギョーマンを失ったことに怒りと悲しみを噛み締めています。

その時、メイミョーの首都の中枢部が消失したと情報が入ります。

総裁室にて

シャクターはシバの仕業だと悟り、コサイタスに詰め寄りますが、コサイタスは「いざとなれば好きにしろとは言っていた」と流します。シャクターは全面戦争になると激怒しますが、コサイタスの言った言葉がひっかかります。シバが帰還を諦めるぐらい重症であるという情報にシャクターはめまいがしてきます。

シバの生存を信じこもうとするシャクターにコサイタスは「もう、自由にしてやろう」と説きます。シャクターは納得しましたがシバの捜索隊を出すことを提案します。コサイタスにも捜索隊になることを提案しますが、コサイタスは2万を超えるクメルの大軍が来るから止めなければいけないと断ります。オスカーは自分よりどんどん先に人が死んでいく状態が辛くなってきています。

アマチ研究室

コサイタスはアマチ博士にゼロ旋風を解くにあたって体を保つ準備を相談しつつ、ロケット魔法の現状を問い合わせます。アマチ博士は魔竜さえ確保できれば大気圏突破は可能であると即答します。必ず星をたどり着けというコサイタスの党是を受けますが、コサイタス退出後はアマチは戴天党は終わりだな、とうそぶきます。

話を聞いていたレコベルの「戴天党を抜けるんですか?」の質問にアマチはレコベルも連れていくから安心しろと肯定します。マイア(モーラ)のクローンは諦めるか、とカプセルに近づいたその時、アマチの脳内をモーラのクローンが侵食してきます。

レコベル復活

レコベルの声が響いてきます。(モーラクローンの)培養体は頭がからっぽだったから念波でレコベルの記憶や思考をトレースさせてみたと。クローンをヌーベルと名付けて続けます。ヌーベルはレコベルを念波で操ることができました。そして博士を操ってカプセルのロックを外します。

カプセルから出てきたヌーベルは「体が重い」とつらそうですが「頑張って筋肉つけていこう」とレコベルが励まします。

レコベルは確率の低いことを騙して興味本位で自分の手術をした博士を責め、星にいくという話がある中亡命しようとする博士を非難します。

博士はロッカーから出てきたレコベルを目にします。制御脳に支えられた姿ではなく墜落前と同じような姿で現れたレコベルは「目指しましょう、星!!」と微笑みます。

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