【考察】レコベルが培養中のクローンは誰か【地獄献上】

考察/解説

前回【考察】レコベルという人物4【治乱興亡】【地獄献上】の続きです。

地獄献上Part1にて「もう一体クローンを造っている」と言っていたレコベル(ヌーベル)ですが、一体誰のクローンを生成しているのでしょうか?

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これまでのクローンの役割

元々戴天党においては、クローンは人格ごとそっくりに生成できるものではなく、単に同一の遺伝子の人体を作るための技術だったようです。

もし人格ごと同じ人間が作れるのでしたら、シャクターかコサイタスがとっくにヘリオスのクローンを造っていたはずですし。人間を復活できるのであれば強大な魔力持ちのギョーマンやシバの細胞も、失われた時のために置いてあったと思いますが、そういう描写も今のところありません。

おそらくですが、今の技術ではクローンは体を造るにとどまっていて脳を育てる事はできず、単に研究やパーツの代替のために利用されているだけのようです。

番外編利用価値【あらすじ】堕天作戦 4巻 利用価値【感想】ではメイミョーにてピロのクローンが生成されていますが、メイミョーの技師曰く「外部からの魔法制御は今の技術水準では至難」だそうですね。

ところが、今回レコベルは念波でクローン体に自分の脳をトレースさせるという方法により、空っぽだったクローンに知性を持たせるまたクローンを操るいう偉業をやってのけました。これによってクローン活用の可能性が一気に広がりました。

作成クローンの第一候補は

たんなる研究対象のクローンが戦力になりうる事が分かったことで、レコベルが作成しているクローンの第一候補はやはりコサイタスだと思います。

この場合は、ヌーベルが念術を使ってコサイタスクローンに干渉して空っぽのコサイタスを操作して行く方法をとるのではないでしょうか?レコベルの知性を持ってすれば、ヘリオスが伝授した方法を思いつくでしょうから、ゼロ旋風も放つことができるようになると思います。

また、コサイタスの死亡は伏せられていると思うので、生存していると偽装することもできます。コサイタスが生存していると分かると、周辺諸国は警戒しますし、逆に離反した戴天党党員も戻るかもしれません。

物理的戦力と政治的効果両方に有効な人物はコサイタスです。戴天党の戦力を純粋に強化するならコサイタスが一番だと思います。

作成クローンの第二候補は

戴天党の戦力ではコサイタスなのですが、クローン生成の司令塔がヌーベルなので、第二候補は自分であるコベルのクローンだと思います。レコベル本体は培養槽がないと生きて行けなく、脳や消化器官も巨大になっている不安定な体だし、ヌーベルは他人の体ですしね。

治乱興亡でレコベルがヌーベルにしたように、レコベルのクローンに記憶をトレースさせれば、レコベルの体でレコベルの頭脳のクローンができあがると思います。

クローンレコベルがヌーベルと仲良くできるかは謎ですが、二人のトップブレインが揃えば、常人なら思いもよらない知恵で窮地を切り抜けることができるかも知れません。

作成クローンの第三候補は

突飛すぎる候補ですが、魔竜カトラスです。

これまで魔竜は自分が求愛した人物によってしか操作できませんでしたが、空っぽのクローン体なら念術で操ることができる可能性があります。これまた最強の戦力になりますし、「魔竜が確保できれば星への到達は可能」というアマチの会話を聞いていて、星に行きたいレコベルとしては一番欲しい力だと思います。

魔竜カトラスのクローンをレコベルが念術で操るとすると、騎乗兵がいないので更にカトラスは身軽になり攻撃力も高まるかと思います。ただ、カトラスがメイミョーに確保されたことは周知しているので、魔竜のクローンを操る方法があることが諸外国にもばれてしまう危険もあります。その辺りはシャクターがフォローしてくれるかな。

 

以上、いくつかの可能性を考察してみましたが、次回の更新で判明するのでしょうか?

いつも予想の斜め上を行く山本先生なので、まったく違う人物のクローンが登場するかもですね。

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