【あらすじ】堕天作戦 5巻 無明隧道 Part4

あらすじ
スポンサーリンク

メイミョー本部

党本部を攻撃の命令がなされてホワイトが混乱しています。虚術使い(シバ)は市街に出たから安心しろとなだめておいて、サティは作戦を練り直します。どうやらバルバは無事にサティの元へモーラの事を報告しに行けたようですが、ダルガパルのスパイという材料がわかったところでサティにはモーラの動きが読めずにいます。

やがて偵察機による「豚怪蟲だけ放置されている」の報告にサティは「スパイ確定だ」と判断します。しかしホワイトの「魔力が尽きかけてるだけじゃないっスか?」の意見に一同目を覚まします。さらに「立て続けにやってんのをみると、なつうか素人の感じがするんスよね」とホワイトは鋭い意見を言います。その時、サティたちの本部が爆撃を受け建物が振動します。

サティたちは撤退とともにモーラ捜索を行います。長髪のペリエとバルバが志願し、サティはホワイトを連れて行くよう命令します。メガネの隊士の「ホワイト適任ですか?」の問いには「ホワイトがいたら冷静にならざるを得ない」と答えます。班長のそばに置いといた方がいいのでは?とメガネ隊士はサティの怒りを見抜いています。

モーラと操られた魔人たち

一方怪蟲を放置したモーラですが、頭数を減らすために改造人間を魔人に始末させようとしています。解放してやれという魔人や寿命の少ない自分をやれという魔人にモーラは心を乱されます。「どうしてもっと自分の命を大事にしないの!」心が漏れて魔人に代弁された時にモーラの術が解けてしまいます。隙を逃さず攻撃しようとした改造人間と魔人をモーラは念波攻撃で一蹴します。立ち上がった術士を操ろうとしますが、術士ははね除けます。モーラの念波とともに術士から放たれた火弾を肩に受けてモーラは逃げ出します。逃げながらモーラは術士を探し、強い魔力の術士を見つけると「禁忌炎術」を使わせます。

出てきた禁忌術は「業火解放炎術」でピロによるすさまじい炎術でした。操られたピロも驚愕とともに怒り、追いかけようとしますが服を着ていないためためらいます。街が炎上している上に戴天党からの総攻撃を受けている様子をみて、ピロは「だからさっさと燃やしてしまえと言ったのに」と悔しがります。

ピロの炎術をまともに受けたモーラは半身が焼けただれた姿ですが、それでもアンダーに会うために生き延びようと進みます。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました