【あらすじ】堕天作戦 地獄献上 Part6

あらすじ

本日マンガワンにて更新されました堕天作戦最新話のあらすじです。自身の内容把握&整理用にまとめているものですがネタバレ含みますのでご注意ください。

地獄献上のこれまでのあらすじはこちら

【あらすじ】堕天作戦5巻 地獄献上 Part1(前編)

【あらすじ】堕天作戦5巻 地獄献上 Part1(後編)

【あらすじ】地獄献上 Part2【再掲載】

【あらすじ】地獄献上Part3【再掲載】

【あらすじ】堕天作戦 地獄献上 Part4【再掲載】

【あらすじ】堕天作戦 地獄献上 Part5【再掲載】

 

スポンサーリンク

吹雪を進むアンダー

コサイタスの作り出す超低温の空気は爆弾となって一体に降り注いでいます。

そのゼロ旋風の吹き荒れる中アンダーは槍を手に進んでいます。クメル軍は2日目に進軍中止を発令しましたが、すでに遅く、総兵力の8割の18000名の被害が出ています。

アンダーはクメル兵の死体を縫って進みますが強風に煽られた兵士のヘルメットに直撃されます。アンダーは頭部保護のためそのヘルメットをかぶり、自身の体が魔法の作用を受けて変化していることを感じながらコサイタスの元へ向かいます。

コサイタスゼロ旋風3日目

半径2000kmもの巨大な吹雪の柱の中心にいるのは気密服に身をつつんだコサイタスです。厚い雲に覆われたせいで真っ暗な中、クメル軍の侵攻ルートに向かって3日間を歩き続けてきました。

やがて気密服の電力が尽き、魔力も残りわずかとなります。生命の維持に残りの魔力を使い、ゼロ旋風を止めたために雲が晴れて星空が見えました。

三ツ星を眺めながらコサイタスは星に行けなかったこと、不死者に会えなかったことを反芻します。シバが意図的に不死者との接触を妨げていた可能性、そのシバの優しさに気づくこともないまま、寄り添うこともできなかったまま、自分にできたことは目の前に広がるような地獄を作り出すことだったと見届けます。

不死者との邂逅

そして夜が明け、

コサイタスの目にツタを生やした不死者が映ります。

夜明けを背負って立つ不死者にコサイタスは慟哭します。寒気も厭わず、視界を遮るヘルメットを捨てて、残る魔力で不死者に向けて念波を発します。

「ヘリオス!!」「聞こえるか!?私はここだ!!」

ヘルメットと逆光のためにアンダーの顔は分からず、コサイタスにはアンダーがヘリオスに見えています。

「信じていた!!いつか必ず降臨すると!!」

コサイタスは不死者に向けて雪原の中突き進みます。

クメルの大軍を退けたこと、ギョーマンは死んでシバも恐らく死んでいること、オスカーも年老いたこと。けれど党は大きくなり、アマチがロケット建造を約束したこと、レコベルという心強い仲間も得たことを伝えます。

ヘリオスとの思い出を語り「私の人生そのものだった」と手を差し伸べたコサイタスに不死者も手を伸ばします。

そのとき朝日が昇り「朝日なら綺麗かもしれない、シバ」と最後につぶやいてコサイタスは絶命します。

コサイタスの元にたどり着いたアンダーは応急処置をしようとしますが、自分が赤の他人って知るよりはこのままがいいかと、考え直します。

そしてシバから預かった戴天党の腕章をコサイタスの手にはめて渡します。

アンダーはコサイタスが念波で伝えたレコベルの名前を聞いていましたが、人違いだろうな、と頭をかきながら遠くに去ります。

奪った人命29万、与えた経済損失8兆7000億ビリオンルビーの通称コサイタスは

氷地獄の二つ名とは裏腹に、太陽の祝福に焦がれ灼かれて生を閉じた。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました