ダルガパル陣営
ボルカが負傷し療術師に治療を受けています。戴天党の戦力と指揮官が報告されています。火砲大小8門、怪蟲と鵺の騎兵およそ1000、司令官は渦術の名手のアジル・ナイトワット。
一方カラビンカはアイビス(盾)のパーツが連結されて装甲が完成したようです。
戴天党陣営
戴天党の新砲弾は射出後に弾から出る電波により近くに障害を見つけると爆発するという仕組みのもので、的確に空飛ぶ敵を撃破することができます。ダルガパルのボルカも一度撃退したようです。
馬怪蟲にのってやってきたのはコードネーム『トライスター』ことギョーマンで、イスパノの助力にやってきました。シャクターから借りた砲兵連帯のおかげでギョーマンの力は対地掃討にとナイトワットは余裕を見せます。
ルビーは竜同士の戦いには参加しないと別件待機とのことです。
ギョーマンはケレスを不穏分子と見なして警戒していますが、ナイトワットは性格的に問題はありつつも自分がきっちり手綱を握るからとケレスを信頼しています。
ダルガパル軍がかなり大きなコンテナを搬入していることから、そこを拠点にするであろうとナイトワットは推測しています。そして、砲撃と怪蟲騎兵による両側から攻撃する準備も整えています。
魔軍一色のダルガパルと違い、人魔一体の戴天党は戦術の幅が広いとナイトワットは自信を持っています。
偵察から戻ってきたケレスはシャクター将軍を皮肉る発言をしながらも、偵察の報告をしていきます。しかし、その時報告がもたらされます。
距離8000の丘陵の丘より魔竜騎兵が出現。しかし飛翔体にあらず。
カラビンカ見参
砦のような建造物が見えます。ケレスは言葉を失い、目視できないナイトワットは望遠鏡を探します。目をこらしたギョーマンはただただ驚愕します。
ズシンッという轟音とともに、8キロ先の丘から歩いてきたのは大きな盾を持つ超重量級の魔竜のカラビンカでした。
この話が収録されているのは堕天作戦 4巻です
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