【あらすじ】堕天作戦 3巻 修羅胎動 Part3

あらすじ
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アンダーとメイミョーの盗賊

アンダーの今回の冒頭殺されシリーズ(!?)の相手は人間です。

「拾ったもの全部出せ」という文句に、今まで問答無用で殺戮されていたアンダーは「ちょっと新鮮」と惚けた反応です。



アンダーは前回サティやジュンボに襲われた後に地図や望遠鏡を回収しにいったのでしょうか?服も一回り軽装になり虫取りに来た夏の小学生みたいになっています。

結局人間たちに殺されてしまったアンダーですがもちろん復活します。

ダルガパル陣営

シュロはカラビンカと情交中です。竜の装甲のために辛い思いをするカラビンカにシュロが慮ってやったようです。

ご覧になりますか?という下世話な下官の申し出をもちろんボルカは断ります。

ボルカはメイミョーとハイデラバードが同盟した事から、いつかは敵になる国だったはずなので、シュロのせいで魔軍が割れたわけではないと気遣いの言葉をかけます。

ボルカは、モーラが戴天党に行く心積もりも知っているようです。モーラを機密から遠ざけて内情を知られないよう、さらにモーラの身の安全に配慮します。

そのモーラがナルコの情報を持って帰ってきました。

ナルコがつけていた勲章を換金しようとした盗人が捕らえられ、ナルコを掘り返して近くの窪地に遺体を捨てた事を白状しました。ナルコは遺体の損傷が激しく蘇生はしなかったようです。身内も貯金もなしのナルコの墓を作ってやり、ボルカは墓の前でナルコとの思い出を反芻します。

ナルコとの思い出

ナルコは新しい小隊にシュロが入ってきた事。昔のボルカにそっくりで真面目面倒くさくて可愛げないことを、ボルカをいじりながら話ます。やがてボルカのようにシュロも一人立ちするよと言うナルコにボルカは答えます。

「他人を支えに生きていると失くしたときに耐えられない」

「だからお前は俺より先にくたばるなよ」

回想の花火の音とボルカの飛行爆音が重なり現実に戻ります。

ボルカのメイミョー特装戦隊奇襲

メイミョー部隊を見つけたボルカが襲撃します。秒速50m以上ものスピードで接近します。



サティたちはガスを撒いて撹乱しますが、ボルカの機動性にハイデラバード+メイミョー改造人間戦隊も押され気味です。

ボルカに狙われたホワイトをとっさにジュンボが助け、ジュンボの軍装からボルカは相手がハイデラバードとメイミョーの強化人間だと悟ります。

ボルカの脳裏に花火の音が響き、ナルコとの会話をまた思い出します。


なんの為に戦うのか

花火までナルコを抱っこして連れて行ってよ、というリクエストに火傷するし抱っこしたら飛べないとボルカは現実的な返事をします。数秒おきにハンマーで殴られる感じのような加速に耐えているボルカに、ナルコは真面目に尋ねます。

「そんなに偉くなりたかったの?」

「幸せの近道だったから」

ボルカはジュンボが手練れと悟り、集中して攻撃します。

どれだけ自分が頑張って武功をあげても、もうナルコはそばにはいない。

その現実にボルカの目に涙が浮かんだ、その時

「禁忌炎術解放」ピロの集中業火がボルカを襲います。

「二重解放(クロスファイア)」に畳み掛けてボルカを完全に叩きのめします。追撃戦の指示をするサティを面倒そうにピロは止めたおかげでボルカは一死免れます。

雷撃将をも堕とすピロの破格の魔力に唖然とするジュンボ。



ピロが仲間ならサティも野心の一つも抱きたくなる、とつぶやきます。

いっぽうパラシュートで砂漠に降り立ったボルカ。

命は助かりましたが悔しさで唇を噛みきります。

頭に浮かぶナルコは炎に焼かれているようです。

この話の収録されている堕天作戦3巻はまだ手に入るようです。

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