【感想】堕天作戦 4巻 破顔大笑 Part2

感想

サティさん、すべての状況を利用できる賢さ溢れています。

略奪をはじめた兵士を制止するか?→士気に水を差したくないし戦力を割きたくない。街を占領したら民衆をなだめる生贄がいるから証拠写真を撮影しておけ

ハイデラバードからの支援がボロボロ→報告書には改善案を添えて貸しの形に仕立ててやろう。

この頭脳羨ましいです。さて、作戦本部の地図上にチェスやタバコのケースで状況説明しているの面白いですね。実際もこんあ感じだったのかな。タバコは戴天党製のものらしく星マークがついています。ここが戴天党本部なんでしょうか?

トニーの怖さを誰よりも知っているホワイトがサティ陣営にいるというのは結構サティにとって幸運です。地面を掘るのはホワイトのアイデアだったのですね。めっちゃ多用されています。真空を作ってガスや炎を操れるとか虚術の応用を羅列できるし、ホワイトはまだ頭脳は優秀なままなんですね。

さて、ジュンボに撃退されたシバを狩りにホワイトとサティは出かけます。ホワイトにあったらシバがどんな事になるのかも気になります。

そんなシバを斬って療術も使えるジュンボさん、まじ有能説。

ハイデラバードでは降格して前線送りとかなっちゃいましたが、1対1の勝負ならかなり強いキャラなんですね。サティは能力を分かって使いこなしていたのかどうなんでしょう。ピロにも初対面で「悪くない」って言われてましたもんね。アンダーには「あんなやつ」呼ばわりでかわいそうですが。確かに一見達人には見えないです。(失礼!)

シバも虚術の印象が強いですが、普通に喧嘩しても強いんですね。そりゃ鵺の血が流れていますもんね。肉体も強化されてると思うのですが、その胸部を斬撃したジュンボさん、あらためてすごい。心臓のつもりで致命傷を与えたかと判断したのですが、実際には制御脳が入っているのですね。頭だけじゃなかったんだ。かけがえのない記憶を失うことが出来ないという言葉はレコベルと同じです。レコベルが星彩燦然で「だいすきのかたまり」と言っていた言葉も多少は影響しているのかな。

「人間であるうちに殺してくれ」というシバに「ただの人間に俺があんなに苦戦するわけがないだろう」と少しずれた返答をするアンダーが相変わらすです。絶望しているシバを励ましてるつもりなのかな。シバがジュンボにやられたことも腹を立ててたみたいですし、自分が苦戦したシバのことを結構認めていたのでしょうね。

また、アンダーはお酒を瓶ごと飲みながらというクズ全開ビジュアルですが、シバに知りたかった事とかやり残した事はないのかとちゃんと聞いています。知りたかった事っていうのはアンダー自身が(心が)生き返ったキッカケだから、問いかけたのでしょうか。

シバのやり残した事は一番はもちろんコサイタスと星に行く事ですね。でもそれが叶わないと知っているから、「まともなうちにやっておきたい事」のために脱出することにしたようです。

戴天党の腕章がアンダーに手渡され、ようやくアンダーと戴天党への道筋ができました。星の正体は樹海だが、あとは行ってみなきゃわからないとシバはいいます。

「そうだよな!見上げるだけじゃわかんないよな!」アンダーが本気になりました!

「生きていれば何だってー」「できるっスよね。不死者アンダー」

アンダーの後をシバがサインを送りながらいうシーン格好いい。シバも一緒に星を目指せたらいいのにな。

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