モーラの戴天党入党
戴天党本部の亀怪蟲の制御が緩み暴れたところを、片足の術師の女性が制御します。術師は入党志願者のマイア・シー・カー=元ダルガパルのモーラです。
怪蟲を念波で操り暴れさせたのはモーラで、その怪蟲を念波で止めるという自演により戴天党の信頼を得ます。
マイアからダルガパルの現状ともうじき戴天党に攻めてくるという情報を得たギョーマンはマイアを信用し、コサイタスとシャクターに人事相談します。
美人だから秘書に欲しいというシャクターを、新参を中央には入れられないとコサイタスは突っぱねます。ギョーマンはうってつけのポジションがあるとマイヤを案内したのは、マイア(モーラ)の部隊の仇のルビーの元でした。
ルビーの通信役となるモーラ
通信役を欲しがっていたルビーにぴったりとのことです。長距離念波の使い手はなかなか見つからないので、マイア(モーラ)が片足だろうが、撃墜されないなら大丈夫だろうとギョーマンはいいます。
ルビーはマイアの片足をどうにかしようとアマチ博士の元へ連れて行きます。全身のクローンなら300万スターチップか3億ビリーという巨額の報酬を要求します。一蹴したルビーですが、アマチ博士は念術師の脳や耳は研究の役に立つから経費でなんとかすると考え直します。
レコベルの現在
ルビーはレコベルの所在を問います。手術前に飛びたいと言ってたらしいのですが、もう施術後でロッカーのような箱から動かすことはできません。ロッカーを開けたルビーは、肥大した制御脳を持つレコベルを目の当たりにします。レコベルは脳を増量して無くした人格や記憶の再構築を試みているとのことです。半覚醒上程で紙行を続けており、不具合があると自分で療術でなおしたりもしています。
耐えきれずにマイアは嘔吐します。研究室を追い出され、レコベルの今の姿が哀れで涙を流すマイアですが、どうじにあの姿ではアンダーの恋人にはなれないと、口元はうっすらと笑っています。
この話は堕天作戦4巻に収録されています。
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