3巻収録の最終話です。単行本3巻に前半/4巻に後半が収録されています。
東ドーム跡地での核廃棄物処理
あやしいヘルメットとスカーフの人物が「ダークスター」と名乗りギョーマンの前に現れます。オスカーとの会話で出てきた核廃棄物処理のためにやってきたようです。ダークスターの正体はシバでした。
ギョーマンのふるさとにはこんな言い伝えがあるそうです。
核の汚れを清めるために、超人機械が力を授けてくれたのん、人々が悪用を始めたので取り上げてしまったと。
そしてギョーマンはシバの事を「神の奇跡の直系なのかもしれんなあ」といいます。
ギョーマンはシバにかなりの期待をかけているようです。
シバは「次元開転」で核廃棄物を消し去りながら、アマチとの会話を思いだします。
アマチ博士の星の推論
アマチは星型である工学的な必然性が見いだせない。しかし自然物を元にならよくある形状だと、飾ってあるハイビスカスの花を手に取ります。
生物なら破損箇所は治癒するし経年劣化は増殖で解決する。
おそらく星は管理者の不在ぜ前提に作られたシステムだと予想しています。
こぼれた子供が恐らく畸形化して地表で繁殖しており(これが樹海の星)
超人機械はもう星にはいないと結論を出しています。
地上の樹海は安定を欠く水たまり、天上の星は超人機械が撒いた魔力供給と魔法制動の生命機器の役割だと推測しました。
星でヘリオスに会える望みを持っているコサイタスにシバはアマチの推論を伝えることはできません。
コサイタスが少年シバを導きます「あれが私たちの目指す場所だ。」
「人になれ。私と一緒に行こう」と少年のヘリオスを星に誘います。
レコベルとの散歩
昔を思い出していたシバはシャクターの声で現実に引き戻されます。
シャクターはレコベルと夜の散歩にきており、シバは護衛についてきています。
シャクターの呼びかけに振り向いたレコベルは、
おおきな制御脳を頭部上半分に取り付けた鵺のような頭となってしまっていました。
この話までが堕天作戦3巻に収録されています。
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