【感想】堕天作戦 3巻 星彩燦然 Part2 前半

感想

新作が公開されるたびに衝撃を受ける作品です。

今回はレコベルショックと星の新たな推論とギョーマンのふるさとの言い伝えと盛りだくさんです。2日ほど堕天で頭がいっぱいになりました。





仮面ライダーのような格好のシバですが、一応極秘任務なので変装していたんですね。

「ダークスター」格好いいじゃないですか!

ギョーマンのシバへの期待値の高さはすごいですね。

次世代(シバやナイトワット)をちゃんと育成しているのが戴天党です。

ギョーマンの昔話の際に竜が三ツ星を背景に飛んでいる絵がありますね。

竜も神の奇跡の直系なんでしょうか。ゾフィアの研究によると超人機械が作り出したとありましたね。

鵺は人間を劣化させた家畜だそうで、さらっとまたすごい設定がでてきましたね。どんな方法で家畜化させたかはあまり考えたくもないですが、主に魔人サイドが鵺を使役しているので、人間へのさげずみの象徴だったりするのでしょうか。

さらに衝撃を受けたシーンはアマチ博士が星型の植物を「珍しい形ではないのですよ」とハイビスカスを手に取るシーンです。本来の使い方とは違ってもあえていいたい。鳥肌が立ちました。

魔力のエネルギーの源は星で、魔法使いは蛇口の役割。衝撃的ですがとても腑に落ちます。この話は論理的な展開で衝撃を揺さぶりにかかるから本当にやめられません。

レコベルも魔法は物理のエネルギー保存の法則を無視していると言っていましたね。

そして樹海と魔力の関係性についても調べる必要があるとピロに進言していました。

前話でアマチが「魔力持ちは太陽の元にいるといい」と言っていたのはこういう事だったんですね。



アマチの説を聞くと星に期待を持っているコサイタスが切なくなります。彼の求める答えが星にはないのなら、コサイタスが生きている間はそっと夢を見させてあげて欲しい気すらしますね。少年シバへの星への導きのシーンはウルウルしてしまう。。

その余韻を吹き飛ばすようなレコベルの姿。

前話でシャクターが「懐かれる」くらいだから元気だと思っていましたが、頭が半分鵺ですやん!

レコベルの目も髪も脳で覆われてしまっています。制御脳ってむき出しだけど大丈夫なのかしら?蛍みたいに発光している部分は脳の信号かな?夜の散歩だから見えるんですね。本当にひとつとして無駄がない作品です。

このシーンが3巻のラストです。コミック派の方は4巻が出るまで気が気じゃなかったんじゃないでしょうか。

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