【登場人物紹介】堕天作戦 3巻【ダルガパル】1

考察/解説

 

現時点での登場人物を整理してみたいと思います。ネタばれありますので未読の方はお気をつけください。今回はダルガパル陣営のキャラクター前半です。

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ダルガパル

魔人8枢機国の一つ。ボルカやギンカ隊が所属する。

1巻時点ではもともとクメルと交戦予定だったが戴天党ルビーの襲撃を受け損害を受けたため、そこまで関係の悪くなかった戴天党とも敵対する。(竜姫活殺part1&2)

ハイデラバードに保護されたシュロとモーラのスパイ疑惑、およびシュロが魔竜騎兵に選ばれた事から(竜姫活殺Part5)ハイデラバードとの関係は悪くなり、ハイデラバードがメイミョーと手を組んだ事から、ハイデラバードとは断交し近日開戦の噂がささやかれる。(天獄囚徒Part1&5)

ハイデラバード戦があると見越して鉄製武具を大量に作成し、その消費のために戴天党と戦火を交える事となる好戦国家。(修羅胎動part5)

 

ボルカ

本名アイヴァン・ボルカ

両手の爆術を起爆に飛ぶことができる。衝撃で骨や体が破損するのを療術で治しながら飛ぶ。(修羅胎動part1)

メイミョー試作機の報告によると、(療術により衝撃耐性を高めているので)おそらく打撲による攻撃は困難。旋回ではなく方向転換を頻繁に行うために進路がわかりずらく機動性が高い。飛行速度は時速380キロを超える。(修羅胎動Part5)

禁忌術は禁忌爆術解放(ブラステックブロー)

竜を撃墜したという噂があり(修羅胎動part1)、メイミョー飛行機相手に「空中戦は竜以来」(修羅胎動Part5)と言っていることから事実と思われる。

幼体成熟であることから、人並みの幸せを諦めて、他者の幸せを守るため戦うと公言しているが、実際は人並みの幸せや家庭に憧れている様子が見える。

メイミョーの飛行機を堕とす時は子供として無邪気に楽しんでいるが、普段は責任ある上官として冷静に任務に向き合っている。

同じ幼体成熟のナルコを分かり合える仲間として求めている。ナルコはボルカの懊悩に気付いて寄り添う発言をしており、ボルカの思う以上の支えとなっていた。

ナルコを失ったことにより戦う目的を見出せずにいたが、思い出の中のナルコの言葉を反芻して立ち直る。

シュロとモーラがハイデラバードに保護された際に、アンダーの外見をモーラから念波で受け取っており「完璧に記憶した」らしいが(ちょいたしの修羅胎動Part0)、実際アンダーに会った際には墓荒らしと誤解して殺害している。(修羅胎動Part1)

2度目にピロに攻撃された後にアンダーに会った際には、蘇るのを目の当たりにするもメイミョーの改造人間と勘違いしている。(修羅胎動Part4)

ピロの奇襲で一時は敗れさるが、その後のメイミョーの試作機はあっさりと撃墜し空の戦力としては随一を誇る。用心深くなったメイミョーとハイデラバードとの開戦をひとまず回避する。

ナルコ

 

療術使いの幼体成熟だが、出世しない。勲章集めが趣味で前線に行きたがる。(修羅胎動Part1)

ボルカの事を良く理解しており幼体成熟ながら恋愛感情に似た思いで通じ合っていた。

クメルとの戦闘準備中にルビーの襲撃を受ける中、長年の戦闘経験で竜の生態をよく理解している言動を取る。ギンカ隊メンバーたちとともに廃墟に避難後アンダーたちと遭遇し、シュロを殺そうとしないアンダーに交渉を試みる。アンダーとは気があった様子で、クメル兵襲撃の誘いをするが断られる。

対クメル戦では療術を攻撃に利用するなど機転を利かせて鵺を倒すが、騎兵の投擲弾を両手に受けてしまい両手を破損。療術が使えなくなり死亡する。(竜姫活殺Part4)

遺体は墓荒らしに掘り起こされて嬲られた後に打ち捨てられるが、

ボルカが贈った勲章から犯人が見つかり遺体も発見され無事に埋葬される。(修羅胎動Part3)

収集癖で人生を棒に振っており、身内や貯金ゼロの潔い人生を送る。

シュロ:魔竜騎兵

念波は使えないが渦術は使う事ができる。禁忌術は禁忌渦術解放(シクロテックオーバー)

真面目で融通が利かないところはあるが、魔人魂にあふれ責任感が強い。ディジーの発言から初陣でも動じることのなかった様子。

ルビーの襲撃を生き延びギンカたちとともに廃屋に避難する。アンダーを見つけた際は一撃で急所にナイフを投げるなど白兵能力は優れている。

アンダーとも馴れ合う事はなく、現状の危険性をギンカに訴えるなど、チームの引き締め役。

クメル兵との戦いの後にハイデラバード軍に保護される。スパイの疑いをかけられたモーラを救うために、命を捨てる覚悟で禁忌術を発動させる。

メンバーのほとんどを失い自分も死に場所を決めたときに、竜が舞い降り魔竜騎兵に選ばれる。(竜姫活殺Part5)

自分のせいでダルガパルとハイデラバードが決裂したのではないかと気に病んでいる。空を飛ぶと酔うことが判明した。カラビンカのことを重魔竜と呼び、来る戴天党との戦いでギンカたちの仇を討つことを区切りと考えている。

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