【あらすじ】堕天作戦 3巻 修羅胎動 Part5

あらすじ
スポンサーリンク

ボルカ対メイミョー製試作飛行機

メイミョー製の試作機の挑戦をボルカは受けますが、風がきつくてまともに飛行できないでいます。一度着陸したボルカはついに覚悟を決め、死体から防御マスクを剥ぎ取り飛び立ちます。

「それどころじゃない!!」

メイミョーのホワイトは無線を傍受し、グレイブテスト5番機がボルカと接触したことをサティに伝えます。サティは味方の損害も淡々とマネーゲームに利用します 😯 

後ろでハイデラバードのジュンボからピロはレコベルが生きていることを聞きます

レコベルはアンダーの処刑から不死者の魔力の秘密に迫っていたようですが、

レコベルの言葉の難解さは、ピロを機密から遠ざけるためだったのかと曲解しています。

そのレコベルを擁していることで、戴天党はさらにターゲットとしての価値が上がってしまったようです。

アンダー対メイミョー改造人間

一方、当初ボルカを襲撃してきたメイミョーの改造人間アンダーは泥仕合で倒していきます。

負傷しても仲間の無事を祈ったり(名前はジョー)、助けようとする彼らにアンダーは戦うのが嫌になってしまいます。

不死の奇跡を持つ自分は戦うのは人間じゃなくて、強いやつにしようと、アンダーはシバを目標に、戴天党を目指すことにします。

グレイブ試作機のパイロットたち

ボルカと交戦していたグレイブ試作機は無線で状況を伝えています。

ボルカは試作機の性能を探りながら攻撃していたようで、気がつくと着陸は不可能となり攻撃担当の魔人も殺されました。

試作機は上昇を試みて限界高度まで逃げ切ろうとしましたが、

ボルカは禁術を使用して追いかけて撃墜しました。

しかしメイミョーはボルカの能力をかなり把握することができたようです。

爆発する機体を見て、ボルカは花火を見せると約束したナルコを想いますが、

ナルコの顔が思いだせなくなっています。


ダルガパル本国の問題

ピロの公式発表は死亡で、メイミョーでも存在は隠匿されているようです。

メイミョーの飛行機はボルカに破壊されたために、

メイミョーと組むハイデラバードとの衝突は猶予ができました。

しかし、対ハイデラバード戦に向けて発注をかけた鉄製の武器が余ってしまい、

鉄が腐る前に使用しないといけなくなりました。

武器の消費のためにルビーの奇襲への報復を口実に戴天党と戦うこととなります。



その戴天党に向けて、片足のモーラは出立します。

おそらく後方勤務になるだろうから戦場で出会うことはないだろうと

シュロたちは心配ながらも言い聞かせます。



シュロはカラビンカの初陣であり、ギンカたちの仇のために戦う決意がありますが、

ボルカには戦う理由がなくなってしまっています。



ボルカは形見の勲章を眺めながらナルコを思い出します。

家庭とか家族とか、自分たちには望めない、

誰か他の人の幸せを守るために戦うと言い聞かせるボルカですが、

ナルコはボルカが無邪気な幼体成熟に産まれながら出世してしまったから、

大義名分や色々戦う理由を考えなきゃ行けない事に気付いています。



そして、ボルカの立場も持って生まれた気質も理解し受け入れます。

「心はとっくにつながっているんだし」

ボルカは欠け落ちていたナルコの顔をようやく思い出します。

振り返ったナルコの顔は笑顔でした。

こちらの話が収録されている堕天作戦3巻は今も発売中です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました