マンガワンにて更新された最新話の感想です。
あらすじはこちら【あらすじ】共生執行【先読み】
先読みでネタバレ含みますので未読の方はご注意ください。
冒頭はシャクターの無線芸からです。番外編の利用価値【あらすじ】堕天作戦 4巻 利用価値【感想】のサティと同じ構図ですね。同じ策略家同士ですが老若の違い、背景に背負う国の盛衰ぶりなどの対比が面白いです。
この1ページで情報がてんこ盛りですね。
1.戴天党の規定によると負傷したら後方勤務(一般党員に限る)
2.メイミョーのサティの会社が戴天党の収益構造に食い込んでいる
3.シャクターはサティとの交渉にサーデリーに向かう
4.サーデリーは改造人間(メイミョーの兵士)・直立怪蟲(ハイデラの新作)・飛行兵器(メイミョーの戦闘機)などが横行しているから、現地を知るキューティの同行が必須
5.キューティのシャツの販売網の貸与を戴天党はしている
メイミョーではシバにより人間連合離脱の首脳が一掃されましたが【あらすじ】堕天作戦 5巻 治乱興亡 Part メイミョー
サティは元気に戴天党乗っ取りを始めているようです。お金儲けにも余念はありません。憧れのシャクターが自分と交渉したがっていると知ったらどんな反応をするのでしょうか?
シャクターが足元見られてサティにあしらわれるのは見たくないなあ。シャクターにはなんとか弁術や知略でサティをギャフンと言わせて欲しいです。地獄献上を見た後はすっかり戴天党贔屓になってしまっています。
キューティは部下に前線離脱したことがばれてしまいました。部下はキューティの代わりに前線に行った中隊長に思い入れがあるようで。中隊長は「この戦いが終わったら結婚するんだ」ってまた古典的なでっかいフラグ立てて去りました💦
基本いい人のキューティは少し罪悪感を覚えたのか、戻ることを決意します。「コサイタス総裁に進言しよう」とキューティが発言していることからコサイタスの死亡は隠されているようです。そりゃ一大戦力の喪失を発表するわけないですね。やっぱりレコベルが造っているクローンはコサイタス説【考察】レコベルが培養中のクローンは誰か【地獄献上】が(私の中で)大きくなってきました。
チャムの女性兵士に馬怪蟲や諸経費を出してもらい、旅立ちます。この時にレコベルの話をしていますね。レコベル=党が確保した重要人物という情報がキューティにもたらされます。
さて、キューティは同行する人物に人材不足で雇ったはずのアンディを早速採用しています。
そして突っ込むべきはそれよりも痩せてるアンダー。
なんでやねん。
時間経過と共に元のモデルに近づいていくのでしょうか?不死者の体って形状記憶合金みたいな仕組みですね。多分代謝がめちゃくちゃ良いので、細胞の生まれ変わりも早くって常人より体組織が入れ替わるサイクルが早いのだと思います。
痩せてヒゲも減ったのに「裏社会ではよくある」で通そうとするアンダーの物言いは相変わらず面白いです。
キューティはアンディにQTシャツを着せようとしますが、アンディは「目立つんじゃないか」と冷静に突っ込みます。キューティがアンダー以上にボケ担当だからアンダーが珍しく突っ込み担当をしています。アンディとキューティはどちらもスッとぼけキャラで二人の絡みは和みます。このコンビの珍道中をもっと見ていたい。
さて、目立つ二人はさっそく戴天党狩りに見つかり絡まれます。「金と腕章を置いていけば見逃す」とは結構優しめ?な野盗たち。(後に報復戦でしっかり術士を連れてきて爆撃してきましたが)
キューティの禁忌術(ドラマテック)のハッタリとそれ以上に拳銃効果で撃退しますが、キューティの手は戻らなくなってしまいました。
何が出てくるかわからない禁忌術って初めて。マンガワンのコメント欄でみんなコメントしていましたが、本当ド●クエのパルプンテだわ🎵キューティのドラマテック、これからどう活躍していくのか楽しみです。
星空を見上げながらキューティが有能ではないゆえの中間管理職の苦悩を語ります。ある程度大きな企業にありがちなエピソードは先生は会社経験者?とも思ったり。規定通りにキューティを昇進させてくれたコサイタスにキューティは恩義を感じているようですが、コサイタスは杓子定規に人事を行っただけでしょう。でも戦死せずに生き残り続けているとうのもすごいと思います。
そんな感傷を吹き飛ばすような奇襲と爆撃でやられたのはキューティではなくアンディです。やっぱりキューティの生存率すごい。
そして、アンディの体を岩陰に引きづってやる優しい人です。アンダーが「せめて銃があれば」とつぶやくキューティの足元に銃を投げてやり、復活後にキューティを助けようとしたのもこの行動があったからだと思います。アンダーは自分に優しい人には優しい。
アンディの屍体とは別に復活するアンダーにキューティは、チャムで死んだスパイ(と思っている人間)と同じだと気付いたようです。人間が蘇る様を目の当たりにして、ちゃんと喋ってちゃんと思考できるってそれなりにキューティすごい人物だと思います。
アンダーは吹き飛ばされた衝撃で外れた眼球を偵察代わりに使ってまた目にはめるとう芸当をやってのけます。眼球が潜水艦のカメラみたい。不死者で一番自分の体を自在に利用していますね。やっぱり戦闘慣れしているから応用力があるのかな。
アンダーはラストページで殆ど蘇っているようですが、後ろ向きだからどんな顔で復活しているのかは分かりません。多分髭なしの通常アンダーに戻っているんだろうな〜と思いますが。。
次回の更新が早くも楽しみです!
コメント