【あらすじ】堕天作戦 5巻 治乱興亡 Part メイミョー

メイミョー本庁議事堂にて

離脱派の要人たちが集まっています。

脳梗塞を患ったために制御脳を増やして麻痺した半身を支えている首の太い女性、顔中に汚染班が残る男性と、ローランス会長と呼ばれるサティの血縁者らしき老婦人など。8人がテーブルにつきます。

ヒゲの男性がホストとなり話題はサーデリー市の攻略とサティの功績を評価します。しかし、シャクターと取引のあった男性は損失だと憤り、サティの論文に過激性を感じるサングラスの男性からは批判します。

マスクをした男性はサティの論文「すべての人間の工学的措置を提言している」論理は現実問題の解決策としてかなっていると苦言を呈しますが、人間の生存問題としてのしかかります。

魔人が占領する亜大陸（インド大陸）が残った資源地として人間が生き残るために必要であり、クメル財閥も戴天党エリアを攻めるという情報を入手しています。

シバ登場

ピロの存在の話題やサティの手腕が再び評価されローランス会長の甥という事実も出てきます。サティもこの会合に加えようとする意見と、慎重派の意見とが出た時に

「フィィイイバァアあア」

ミラーボールが卓下から現れ、正気を失っているシバが一瞬にして要人たちを建物ごと虚術で消し去ります。