【感想】堕天作戦 5巻 治乱興亡 Part メイミョー

感想

怒涛の情報量と展開が早すぎて、物語をたたみにきた??と心配になった回。

メイミョーの(人間連合からの)離脱派の重鎮が勢ぞろいします。8人の個性豊かな登場人物で物語がさらに展開するんだなあと思ったらその回のうちに全滅エンドとは。サティのおばさん以外名前も出てこなかったですね。

彼らの会話でまたまた情勢や世界観が判明しました。次回まとめたいと思いますが、今までほとんど魔人サイドの話だったので、今回のエピソードで人間は人間で魔人の知能をそこそこ下に見ているのが分かりました。人間は魔人のように汚染耐性や治癒力がないから、メイミョーなど人間国家では改造人間の技術が進んだり制御脳の技術が進むようです。魔人の技術が発展しないのは、そこそこ魔法で解決するから、もある気がします。ピロが戦略とか戦術とか気にしないのと同じかな(違う気がする)。今回のピロの軍服姿格好いいですね!業火正伝のカットに使えばいいのに(o^∇^o)ノメイミョー上層部はサティがピロの(もう離反しましたが)亡命を受け入れたことを知らなかったのですね。

メイミョーは技術団という位置付けで国家とも少し違うらしいですね。クメルもクメル軍閥だから国家ではないのかな?

もっと彼らの会話をいろいろ聞きたかったし、サティを迎えた会議の様子も見たかったなあ。

今回のシバの行為もテロなんだと思いますが、対話も何もなく一方的に命が失われるのは歴史の損失にもなり得ることが分かりました。でもシバが対話したいと思っても捕獲されちゃうし、人の知性を捨てたシバとしては、母親への復讐と戴天党への懸念を振り払う手段として一番有効だと思ったのでしょうか。制御脳をメイミョーでホワイトくんに修理してもらって復活!などといった夢物語を期待していたのですが、そんな甘い世界じゃなかったです。

次回は理解力の劣る私の頭脳で頑張って読み込んで、判明した世界観をまとめたいと思います。

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