【あらすじ】堕天作戦 4巻 魔竜会戦 Part3

あらすじ
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カラビンカの前進

戴天党の兵を蹴散らしてカラビンカは前進します。シュロは自分が敵兵の命を奪っている事を噛み締めながら、これ以上の犠牲を出さないためにも自分の最終目標のルビーとの決着を待ち望んでいます。

戴天党の反撃

対してカラビンカを撃墜しようと戴天党のナイトワットがカラビンカに回り込もうとしています。党員の一人が嘔吐したのを見て、ナイトワットはダルガパル軍が毒ガスを使用したと気づき、味方に注意します。竜の両サイドの警戒が高まったのを見て、ナイトワットはこの作戦が有効だと確信します。

砲台にいるケレスは盾に守られた竜本体ではなく、右下の地面へ集中砲火する事により竜に衝撃を与えます。竜の前進が止まった隙に前線のナイトワットが突っ込みます。

ナイトワットは渦術で破壊神シヴァ他ダルガパル兵を屠りますが、ダルガパル兵に人間が混じっている事に驚きます。そしてその隙を逃さずシュロがナイトワットにロケット魔法を打ち出しナイトワットの目の前が白くなり戴天党に入った際の記憶が反芻されます。

ナイトワットの入党

私兵団の部下を食わせるために人間のシャクターにナイトワットは頭を下げに来ています。シャクターは魔人と人間の共存のためには理念ではなく同じ価値観のカネが重要だと諭します。しかしナイトワットはシャクターが信念を秘めている事に気付いており、シャクターも見抜いたナイトワットを一目置きます。

「お言葉ですが、シャクター殿に信念がないとは思えませんな」

「若造め、黙ってわかったふりをしておけ」「そういう青臭いものは、胸に秘めておくぐらいが丁度いいんだ」

カラビンカの頭部破壊

ナイトワットは怪蟲を失ったものの生きていました。

ダルガパルに人間兵がいた事で世の中が進んだ事を知り、シュロの背負うものの重さを慮りながらも、戴天党勝利のためにカラビンカの頭部に擲弾を仕掛けます。

「戦争だ、許せよ。禁忌渦術解放(シクロテックシュート)」

カラビンカの頭部が破壊されました。

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