【感想】堕天作戦 2巻 天獄囚徒 Part2

感想

ナイフ不死者はこの回で脱落のようですが、魔人の魔法の仕組みやシバの魔法を推論したり、結構なインテリのようなので残念でした。シバと全く話が合わなくて残念。

ナイフ不死者は「魔法は異次元からのエネルギー放出」と言っており、レコベルも「魔法はエネルギー保存の法則を無視している」と言っていましたね。確かに魔法を使うたびに対価があっては大変なことになりそうです。

叶わないですが、レコベルとナイフ不死者の対談が見たかったです。さぞかしアカデミックな会話を繰り広げたと思います。

シバは戴天党の伝達係をしていたり、総裁の懐刀と言われている位ですから、もっと参謀タイプでナイフ不死者と交渉したりすると思ったのですが、そういったことはせずに話が通じないと判断するとサクサク消滅させようとします。

制御脳だから危険を感じると野生の知性に戻ってしまうのでしょうか??

アンダーはピロやエマソンも殺さずに解放していたので、(クメル兵に対しては結構派手にやっつけてましたが)ナイフ不死者に比べて平和な性格をしています。

アンダーはひどい目に遭い過ぎて、気が狂ったり他者への攻撃性が増すのではなく、感情をシャットアウトして生き延びるという手段を選ぶくらいなので、本来柔和な性格なのでしょうね。

ナイフの不死者は「昔」というキーワードで、石で固められた時代を思い出しましたが、溶けた体で思考できる脳が再生していない状態でさまよっている間、

どんな思いで居たのでしょうか。

(第一話でピロが言っていたかつて石で固めた不死者は彼のことだったようです。)

アンダーも頭や心臓ではなく破片から再生していましたが、その間は意識はどうなっているんでしょう。高速で再生しようとする意思はあったようなので、脳でなくても体のどこかが存在する限り意識は残るようです。

ところで、それなりに膂力のありそうなエマソンを、路地にすぐに引きずりこめるアンダーは、やっぱり戦闘力高いです。

アンダーも口からツタを出すことができるんですね。

「俺のことを喋ったらアレだからね」

アレってなに?!でも実際の話言葉ってこういう感じですよね。

ツタは治癒する時に自動で出てくるものだと思っていましたが、不死者はツタを自在に操ることができるようです。ナイフ不死者もツタでナイフを自在に扱っていたようです。

アンダーが地図を見ていますが、イスパノのスペルはESPANOでしたね。

該当地域わからないままです。北にCOKARAという地名やそれを上書きしたものが見えるのですが、なんと書いてあるのか、qestroleo?

少しスペルが違いますがchokaraという地名はパキスタンにあります。偶然かな〜

地図の放射能のマークは汚染地域かと思います。竜姫活殺でギンカ隊が「汚染地域にいる」と言ってましたね。樹海にもなにやらマークがありますし、危険なこといっぱいの世界ですね〜現代に生きていて良かったです。

シバは地下を掘って動くから遭遇はないと思ってましたが、奇しくも樹海にて二人は遭遇しそうです。

怪蟲の動きで侵入者を察知するあたり、樹海の不死者の樹海慣れはすごい!「自分のは飽きた」という発言から女性が自身の体を食べていることがわかります 😯

「串にでもするかな」というのは串焼き屋との交流があったからではの発言でしょうか。普通に食人発言でホラーですね。

まあ、食べるものなくなったら自分を永遠食べられるのが不死者ですよね。

ていうか餓死とかあるんでしょうか?

前回と今回は3人の不死者が揃った回でしたが、それぞれ単独での登場となりました。

ナイフ不死者は前回と今回だけの登場ですし、結局3人が顔をあわせることはなかったですね 😀 

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