【あらすじ】堕天作戦 2巻 天獄囚徒 Part2

あらすじ

前回のあらすじはこちらから【あらすじ】堕天作戦 天獄囚徒 Part1

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シバVSナイフの不死者

シバが「黒体遷化」と呼ぶ黒い球を不死だからと不死者は余裕を持って受け入れようとしますが、黒い球に触れ、これまでにない消滅の感覚に驚きます。



魔力は異次元からのエネルギー放出のはずですが、シバの魔法からは衝撃を感じないので、空間を負に曲げて物質を呑み込む魔法だと推理します。



シバの「昔は」学者さん、の言葉にナイフの不死者はかつて石で固められたことを思い出します。溶けた体で地下水脈を流れて蘇ったそうです。



シバは再度戴天党への勧誘をしますが、

不死者はもう実験動物扱いや繋がれるのは嫌だと拒否します。

シバは交渉決裂と判断し、不死者を黒い球で呑み込みます。

ツタの一部を残してナイフの不死者は消滅した様子です。

怪蟲舎のナイトワットとケレス

不死者を消滅させたシバはエマソンを治癒します。

治癒魔法が使えることをエマソンに口止めして、ナイトワットとケレスにことの次第を報告します。

不死者を殺ったという矛盾したセリフでナイトワットとケレスは顔を見合わせます。

詳細は話せないとの事でシバの立場を尊重して尋問は控えますが、出立するシバに怪蟲を勧めたり「鵺のご用意もできますけど」とケレスは挑発的です。

ナイトワットもシバの存在そのものは警戒していますが、総裁の懐刀をむやみに挑発するなとケレスを諌めます。

ナイトワットは人間そのものも苦手だが、シバは人のフリをした別物に見えると言います。


樹海に迷い込むアンダーとシバ

アンダーは買い物途中にシバとナイフ不死者の戦いの跡にツタのようなものを見つけ、「頭の大きな魔人の仕業」という街の人の会話を耳にし、自身の危険を感じたのか街を出ることにします。

お世話になった串焼きやの親爺さんに挨拶して「桃怪蟲の三年モノ」の古酒を渡します。

こんな高価なお酒を持ってるなら働く必要なかったのに、と親爺さんが言います。

親爺さんと別れて串焼き屋を出たアンダーは戴天党の人間派遣スタッフ3人の会話を聞き、

不死者と会ったであろうエマソンに接触します。

自分も不死者であることをほのめかして、頭のおおきな魔人=ミスターシバの名を聞き出してからエマソンのことはあっさり解放します。

 

人間も魔人も混合軍も敵だらけのアンダーは誰とも出会わないように樹海ルートを選びます。

その頃シバも交戦地域を避けて樹海ルートを選択し、黒い球で地面を掘って抜けようとします。

樹海の影響なのか両者とも揃って遭難したようです。



侵入者に怪蟲たちが騒ぐのに気付いた女性(おそらく不死者)が、

迷い込んだ人間を食べようと鉈を持って小屋から出てくるシーンでPart2は終わります。

 

堕天作戦2巻も紙の本は売り切れですが、電子書籍はご購入いただけます。

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