表紙考察シリーズ第三弾です。
1巻考察はこちら【ドクロ】表紙の謎【1巻】
2巻考察はこちら【ゾフィア】表紙の謎【2巻】
3巻の表紙は不死者ヘリオス
まだこの頃は作中にほとんどヘリオスが登場していなかったので、予想外でした。
1巻がアンダー→2巻がゾフィア→3巻がヘリオス
なので単行本表紙は不死者縛りでもあるのかとコメント欄が賑わっていたような。作中登場している不死者はあと2巻に出てきたナイフ使いの不死者だけなので順当に行けば4巻表紙は彼の予想だったり。
本屋さんで購入する際に、1巻はグロ系/2巻はエロ系と思われないか心配だったので、個人的にはここに来てようやく手にしてレジに持っていけるビジュアルになりました。堕天作戦を推す本屋さんには是非3巻まで並べて陳列してほしいですね。
素人考えですが、山本先生は修羅胎動の時のトップ絵のボルカが飛んでいる空のトーンとか、竜姫活殺の時のアンダーの服のカラーの渋い配色とか、カラー絵の色使いが素敵だから表紙も黒に箔押しじゃなくって、カラーが良かったなあ。内容の重厚さは箔押しめっちゃ合うんですけどね。
誘導体の先にあるもの
3巻ラストに登場したハイビスカスだと思います。
アマチ博士の部屋にあって五芒星の自然の形が珍しくないといった時に手にしていたものです。【あらすじ】堕天作戦 3巻 星彩燦然 Part2前半
ハイビスカスは南国の花というイメージですが、作中舞台のインドも暖かい国なので生育可能で開花期も長そうですね。日本では開花時期は6~10月らしいですが暖かい国ならもうすこし長く楽しめそうです。作中の季節は冬ではなさそうです。
花のもつ意味
なぜハイビスカスなのか調べていきたいと思います。
ハイビスカスの花言葉は「上品な美しさ」「繊細な美」「新しい美」「信頼」
「新しい美」という花言葉の由来はハイビスカスは1日しか咲かない花のため、朝に咲いたらその日のうちに落ちてしまいます。でも、次々に咲く生命力がしっかりあるので、開花間は毎日花を咲かせるからだそうです。ハイビスカスって死んでは再生する不死者みたいですね。
一部の地域では死者の死後の幸福を願って墓地に植栽する習慣があるとかで死後のない不死者にとっては憧れの花だったりするのかな?
ハイビスカスの命名はもともと古代ギリシア語『ibiscos』に由来しており、そこからラテン語に転化したのち現在のHibiscusになったらしいので、ギリシア神話の太陽神から名前をとったヘリオスも相性がいいのでしょうか。
3巻の目次ページは
おお!増殖してますね。
並べてみると
3巻で上方向に伸びているようです。
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