モーラとジュンボ
豚怪蟲を引き連れてモーラは進軍します。モーラを覚えているジュンボはダルガパル軍が絡んでいると判断し、ハイデラバード兵士はサティに伝えに行きます。
兵士は自分の名前はバルバで相棒はルナルだと改めてジュンボに自己紹介をします。
街の損壊も気にせずに進む怪蟲を追跡しつつ手出しは控えているジュンボでしたが、果敢に豚怪蟲に立ち向かうハイデラバードの雷術士の姿を見て、助太刀に向かいます。
雷術士にトドメを刺そうとするモーラの元に、ジュンボは勁術で跳躍して一気に距離を縮めますがモーラに感づかれます。操られる前に剣でモーラの事を薙ぎ倒そうとしますがモーラは義足で剣を受けて防ぎます。すかさずモーラはジュンボの脳に干渉して、その間に雷術士を始末します。
モーラもジュンボの事を思い出したようです。
「あたしのこと根にもて追ってきたの?おじさんが原因作ったくせに」「こっちはね、実はそんなに恨んでないんだ。」「あのことがきっかけで変われたの」「あたしこんなに一生懸命」「アンダーもわかってくれる。」
ジュンボはモーラがアンダーに念波を送っていたこと、アンダーとは手配書にあった不死者の名前だった事に気付きます。
ジュンボの脳をモーラは読み取ってアンダーの手配書について色々言う間に、ルナルが背後からモーラに近づいています。
しかし、モーラはジュンボの目〜脳を通じてその映像を見ており、ジュンボを操ってルナルを攻撃したのちジュンボに自刃させます。自分しか治せないジュンボの療術の魔力を読んだ上での戦法でした。
「もうに度とその顔見せないで。」「不細工とジジイは寄るな。」と言い捨てます。
自分より先にルナルを治療するジュンボを見てモーラは今までの戦友や上司を思い出して激昂します。
モーラの生きる意思
「命を懸けるのは、捨てるのとは違う!」「死ぬことを美談に仕立てて気持ち悪い」「助けられたら恥じないように生きていけとか、大きなお世話!」
「一番まともだったのはルビーさんだ」「世の中の本質を見抜いていて、薄っぺらいルールから自由で、よく笑う人だった」
「あんなふうに生きたい!見ていてわかった!」メイミョーの改造人間やハイデラバードの兵士、魔人とモーラは次々と操って行きます。
「誰かのために自分の命があるんじゃない、逆だ!」
モーラに戴天党党員から念波が届き、メイミョーの本部を発見したから「司令認証暗号光」で攻撃するよう命じられます。撤退するつもりだったモーラは党員を処分して、操ったメイミョー兵士からもうひとつの本部の場所も聞き出します。
広域念波でモーラは街中の戴天党の党員たちにメイミョーの本部2箇所の総攻撃を命令します。
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