【あらすじ】堕天作戦5巻 地獄献上 Part1(前編)

あらすじ

先読みがあれば優先してアップしていたので、話が前後しますが通常更新で地獄献上Part1です。あと数回で追いつきますので、きちんと更新日を整えて順番を揃えます(;´Д`A “`

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ビルスミス(のちのコサイタス)の少年時代

学校で魔人の子供たちが集まり授業を受けています。宗教や信仰についての講義の様で、教師は「根拠のない夢や希望に未来を委ねてはいけません」と信仰に否定的のようです。ビルスミスは授業よりも窓枠の虫の死骸とそれに群がる蟻をぼんやりとみています。彼は他者にも自己にも無関心、空腹や睡魔にも極めて鈍いといった’致命的な欠陥’をもっており、両親にも諦められて毎日を機械のように生きています。

ある日、クラスメイトに暴力を振るわれ反撃するつもりもなく抑止したところ、相手に怪我を負わせてしまいます。ビル自身は温度変化に対して耐性があったためクラスメイトが放つ炎に対しても平気であったようです。

相手の少年の怪我は後遺症となり、ビルの反応から反省の様子がないとみて、ビルは更生施設送りになってしまいます。

更生施設から軍部へ

更生施設でもビルは淡々と日々を過ごしていました。彼の魔法が使える能力と冷静と思われる性格から軍人への道を勧められて、8歳の時に中央合衆国(マデイア)に入隊します。しかしビルの類い稀な’冷やす能力’は実戦向けではなくビルの軍事んとしての適性検査結果も良くなかったために、戦闘要員ではなく将校用のデザートのアイスクリームを冷やす係に配属されてしまいます。ビルはそこで10年間その仕事を続けていました。

不死者ヘリオスとの出会い

ある日マデイアで不死者が一旦捕縛されましたが翌日脱走します。ヘリオスは装備を奪い逃走中のようで、すでに死傷者も出ています。ヘリオスは偶然厨房の前を通りかかり中から出てきたビルとぶつかります。ビルはヘリオスの腕を取り力を奪うとそのままヘリオスを凍らせて、基地で無双してたはずのヘリオスを無力化します。

ビルはこの時六等校官でしたが、脱走騒ぎの失敗を隠蔽するために彼の功績は葬られ、むしろ叱責されてしまいます。ビルは自分の毀誉褒貶には興味がなく、むしろ魔力を使ったから熟睡できそうだと珍しく思考をしながら帰宅中、目の前にツタを体中から生やしたヘリオスに遭遇します。

ヘリオス曰く脱出に失敗したのは何十年ぶりかで、自分の再生能力を上回る凍結魔法に驚いたとのこと。自分を負かした人物を調べるとアイス係という事実に「何かの冗談で生きてんのか?」とナイフで自らの顔を剥ぎながらすごみます。彼は不死者13号その名を『ヘリオス』といいます。ビルは思わず「冗談はそっちだろ……」と感情を見せます。

18年目に登る朝日が、凍える世界を照らしはじめる。

Part1後編以降のあらすじはこちらです

【あらすじ】堕天作戦5巻 地獄献上 Part1(後編)

【あらすじ】地獄献上 Part2【再掲載】

【あらすじ】地獄献上Part3【再掲載】

【あらすじ】堕天作戦 地獄献上 Part4【再掲載】

【あらすじ】堕天作戦 地獄献上 Part5【再掲載】

【あらすじ】堕天作戦 地獄献上 Part6【先読み】

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