前回のあらすじはこちら【あらすじ】堕天作戦 2巻 天獄囚徒 Part3
ゾフィアと不死者の恋人
沐浴の帰り道に蟲退治を続けるアンダーとゾフィアですが、アンダーはゾフィアの怪我の治りが遅い事に気づきます。
ゾフィアは昔好きだった人が不死者だった事、彼は不死の再生能力が鈍くなってきたのを先触に死んでしまった事を語ります。
彼の死をきっかけに、ゾフィアは自分も死にたくない一心で不死者や超人機械の研究を始めました。
ゾフィア自身も不死の力が弱くなっているのを感じたので、樹海の魔力が高まるポイントで過ごす事になりました。
ゾフィアは死にたくない気持ちで樹海に入ったのに毎日同じ事をくりかえしていく中、いろんな事が鈍化してなぜ生きているのか分からなくなってきていました。
けれど、研究結果を話せるアンダーに出会った事で報われたと言います。
「人として生きたとき、不死者は死ぬの」
「堕天作戦大成功!」
冗談めかして言うゾフィアですが、
やはり再生速度は遅く不安になったアンダーは、ゾフィアを背負って小屋に戻ります。
そのまま小屋のパワースポットでゾフィアは眠るように死んでしまいます。
アンダーが見渡した部屋に残るのは
鏡や化粧品(自分の外見をキレイにしようと気にしていた様子が伺えます。)
地図や資料(壁に貼られている地図はやはりインド?!)
食べかけのお肉、でした。
自分の未来の姿だと、アンダーが感慨にふけっている時、突如としてミラーボールが横切り、アンダーとゾフィアを攻撃してきました。
シバの襲撃
「秘密基地、発見!!」と錯乱したシバが叫びます。周りのものはすべて敵(メイミョー)に見えているようです。
小屋のパワースポットのおかげでシバの錯乱は安定しましたが、すでに攻撃したあとで、ゾフィアの遺体を破壊されたアンダーはシバに怒りを向けます。
出てきたアンダーからツタが出ているのを見て不死者と知り、シバが冷静に(今さら)交渉しようとしますが、怒り心頭のアンダーはシバの頭を鉈で攻撃し、シバも鵺の本性を出して攻撃します。
シバの魔法にアンダーも今までにない消滅の感覚を感じます。
シバはパワースポットで魔力が安定している今のうちにアンダーを屠る事を決意し、禁忌虚術を解放(ファンタスチックフィーバー)します。
虚無を内包した巨大な球体が自身に向かってくるのをアンダーは見ながら、
「不死者だ、死ぬわけがない」と言い聞かせる場面でPart4は終わります。
堕天作戦2巻も紙の本は売り切れですが、電子書籍はご購入いただけます。
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