【感想】堕天作戦 2巻 天獄囚徒 Part1

感想

ギンカ隊ロスが癒えてないのですが、新章スタートです 😀 

樹海で蟲を襲い食べている不死者の女性(ゾフィア)が表紙です。宗教画のような雰囲気でゾフィアが聖人のよう。。

虚空処刑Part1のもそうですが、グロいのに美しいです。

不死者のツタが有機的曲線を描いてアールヌーボー風になっている気がします。

樹海が魔人には悪影響という設定が出てきました!魔力のない人間には関係ない話らしいのでクメルなど人間軍はこの性質をうまく利用したら魔人国家を一掃できるのでは?今のところクメル兵は薬物中毒だったり知性を感じないんですけどね

今回イスパノ(Hispano?)という地名が出てきます。イスパノは「スペインの」という意味なので、スペインがかつて統治してたスペイン領東インドのことかと思いましがが、スペイン領インドはフィリピンあたりだから、インド大陸とは少し遠い気がしますね。

結局正確な位置はわからないです。ナイトワットが田舎町と言っているので郊外にあるようです。

シバの肩書きは総統補佐官だそうですね。ナイトワットは師団長 ケレスは参謀です。名前だけの登場ですがコサイタス総裁とシャクター将軍も登場します。

人魔宥和政策のためにスタッフを要請するナイトワットは優秀な管理職です。

ケレスは扱いにくい派遣スタッフたちをお肉のチケットで懐柔したり(半額2枚でタダのくだりは笑いました)さらっとシバに押し付けるあたり、ケレスとは違った意味でデキる男なんでしょうね。

戴天党、1巻の時点では荒くれ者による半グレ集団みたいな印象だったのですが、めちゃくちゃきちんと統治してるのでびっくりしました。

シバはクメル兵の「バケモノ」という言葉に過剰反応していますね。自分が言われたと思ってしまうのでしょうか。

シバとアンダーはお約束通りニアミスしています。すれ違う路地にピロの手配書が貼られています。ピロはお尋ね者になったようです。

さて、アンダーは今回はフォークロアなおしゃれな服装です。襟元の描き込みすごっ!荷物から出てるのはレコベルの望遠鏡でしょうか?

串焼き代の600ビリーが払えずに「洗う皿はあるかい?」とドヤ顔で言うくだりはコーヒー噴きました。なんて格好いい無銭飲食なのでしょう。

アンダーの持っていたお金はルピーだそうで、600ビリオンルピー(ビリー)は600兆ルピーになるんですね。デノミネーション近年行われたらしく、どこかのタイミングでインフレが起こったのでしょうか。

ちなみに戴天党通貨のスターチップなら2で同等の貨幣価値があるそうです。ルピーはインドの通貨なのでやはり舞台はインドベースですね。

エマソンが遭遇した不死者ですがアンダーではなく、別の男性でした。

この回は冒頭の女性と合わせて3人もの不死者が一気に登場します。

世界でも15人くらいしか居ないのにすごくないか?

短髪の男性不死者はナイフをツタのようなもので自在に操れるのでしょうか?好戦的でシバの戴天党の誘いも一蹴します。

「次元開転」というと共にコマがヒビ割れて球になる画面は斬新!コマ割りの自由な手塚漫画を思い出します。

ミラーボールを操る時の音は『ヒョオオオオ』なんですよね。この鳴き声はナルコがやっつけた鵺の鳴き声と同じですね。

また「FOR NUE」という臓器(おそらく心臓?)が映ります。上にはメイミョー連邦機関と記載があります。数字の2636は西暦なのでしょうか?メイミョーはハイデラバードや戴天党と懇意にしている国ですね。

ミラーボールにベルボトムにアフロってダンスダンスレボリューションの踊る人が脳裏にちらついて、ミラーボールの存在に違和感がまったくありません。若い子は知ってるのかしら?

新章でまた一気に話が進みましたね。新キャラとともにしっかり把握したいと思います。

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