1巻のラストで竜姫活殺最終話です。
表紙は晩酌の準備をしているアンダーの後ろ姿
並んだ7つのグラスが儚いです。
サウジーネとギンカの退場、死に場所を決めたシュロの元に魔竜が降り立つなど、いろいろと感情が揺さぶられまくる回です。
まずはアンダーイケメン枠に急上昇します。こんな助けられ方されたらそらモーラも惚れますわ。
ギンカ隊がアンダーと別れる時もモーラはただ一人下を向いていて、本当にアンダーと離れたくなかったんだろうなあ。
戦場でパニックになり、残虐シーンに悲鳴をあげ、助けてくれた人に恋するあたり、ステレオタイプな普通の女の子です。
一方、部下と行き場所を失って泣いているギンカに、サウジーネが胸を貸すシーンはうるっときますね。責任感に潰されそうな時に、こんな理解者がいるのは良かったです。
サウジーネはアンダーの心情を汲んだり、シュロにもっと要領よく生きるように言ったり、年長者としての思いやりに溢れています。母性を感じるキャラクターです。
遺されたご主人と息子さんたちの悲しみを思うと切なくなります。
サウジーネの擲弾をギンカが爆発させたことは知らずに逝ってしまったのでしょうか?サウジーネとギンカは息ぴったりのコンビでしたが、今回は相手が悪すぎました。
ルビーの元にやってきたシバはこの時はただの説明要員ですね。
この時の会話でルビーが瀕死のレコベルを拾ったことが判明。やった〜
けれどシバの「後顧の憂いを絶ってください」の言葉がギンカとサウジーネが命を落とす要因なんですね。一言で大勢の人間の人生が変わります。
その殲滅戦にてルビーがギンカを見つけた時のカトラスのキルスコアは998
もう、この998っていうのが残り2人で1000となり、ギンカとサウジーネの死亡フラグで辛くなりました。
ルビーは有言実行で1000人斬りをするのですね。
シュロとモーラはハイデラバードに保護されますが、
ハイデラバードとダルガパルの関係がイマイチ分からないままでした。
味方なの?敵なの?今は敵対しているようですが、、。
まだ名前は出てきてませんが、ジュンボさんはこの時にモーラとシュロを取り逃がしたので降格されてしまったんですね。「機密が漏れとる」のおじさんの方がジュンボさんより上官かと思ってたんですが、おじさんも降格されたのかな??
モーラを逃す時に使ったシュロの禁術は禁忌渦術解放(シタロチックオーバー)でした。使用時に手袋が破けていくので、アンダーに拘束されたときも使おうとしていたんじゃないかと思っています。
禁忌〜術はピロも使っていましたが、この後何度か出てきますね。
そのうち一覧を作りたいです。
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