【あらすじ】堕天作戦 5巻 無明隧道 Part2

あらすじ
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サティの機転

仕留めたカトラスとルビーの処遇をめぐって、ハイデラバードとメイミョーの兵士たちが言い争っています。ハイデラバード兵士は魔人を何千人も殺したルビーを生かす気はなく、メイミョー団は少し待つように言います。

やがてサティが現場に現れてルビーを真剣な目で見たのちに表情を切り替えて満面の笑みでいいます。

「大成果だ!!」

ハイデラバードの兵士と鬼怪蟲を制御した術士を褒めたたえます。ハイデラバードの兵士たちも褒められて悪い気はしないものの、ルビーに対する心情は変わりません。

サティはルビーを陵辱して意趣返しをしてはと提案しますが、脳をやられて泡を吹いていびきをかいているルビーに対して兵士たちはそんな気は起きないようです。サティはハイデラバードの兵士の高潔さを讃えて、術士には竜を運ぶ依頼をして揉め事をうやむやにします。

モーラ暗躍

サティは当初の目的は果たせたようで、あとは戴天党との交渉に持ち込む気ではいますが、念術使い(モーラ)の意向が読めずにいます。ジュンボ派遣官が確認のために念術使いの元に向かっています。ジュンボはシバから身を呈して守ってやった兵士たちから慕われており、数人がついてきています。敵意を感じない炎弾を不審に思いますが、モーラがハイデラバード兵士を操っているのでした。

モーラは念術で次々と魔人を操って進軍しています。操りにくい魔人をあっさりと自決させ熊怪蟲を怪獣します。操縦していた魔人をとらえて炎術が使える事を確認したら、禁忌術を使わせます。術士の負担が大きかったようで術士の両手がちぎれてしまいます。

追い込まれたモーラですが、おそらくカトラス支援のために現れた豚怪蟲の気配を感じて素早く操ります。

「ナイス!!豚!!」

豚怪蟲を操りながら擲弾を投げようとしていた兵士も同時に操ります。その力にハイデラバード兵士たちは驚愕します。念術士の姿を見たジュンボは、正体がかつて自分が尋問したダルガパルのモーラ・クースだと気づきます。

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