破顔大笑最終話で4巻のラストでもあります。なんと清々しい読後感!どことなく切ないラストが多いなか、破顔大笑はスッキリ爽やかな印象です。
業火正伝、前章読んでみたいわあ。不死者対策ぜんぶ上手くいかなくて笑えます。炎で投石攻撃を防ぐことはできないんですね〜
服を失うことを異常に嫌がるピロですが、そのせいで片耳をちぎられてしまいます!痛そうですが魔人の耳って人間にとって掴みやすいし千切りやすいんだと思います。屈辱の敗走をピロはしますが、レコベルの名前を聞いて最終手段の禁じ手を使います。レコベルが生きていることを教えたら、自身の生存につながるかも知れないのに黙っているし、ピロはレコベルに対しては複雑な感情を持っていますね。
レコベル効果でアンダーと再戦する気になったピロはもう一つの禁忌術「禁忌炎術業火解放」を放ちます。「禁忌炎術解放」よりバージョンアップしたのでしょうか。物理的に炎がすごくなってもアンダー相手だと意味がないような気もしますが、やっぱりアンダーは生きていました。
ピロは擲弾で右手が折れて右手からは炎術が使えなくなってしまっています。あがくピロをアンダーは覚悟が足りないと非難しますが、生きてこそ命の本分と言い切るピロにも共感してしまいます。潔さの美学もわかりますが、やっぱり命あっての物種だし、自分は生き延びたいと思いますもん。
アンダーの「残る者に想いを託して」は不死者ゾフィアのことやシバのことを思ったのでしょうか。
「どこぞの誰なんぞ任せられるものか」ピロの渾身の叫びと攻撃でアンダーは顔を潰されながらも何かを掴みとります。
破顔て物理的に破顔してるとは!まさかのタイトル回収です。
ピロの言う「どこぞの誰なんぞに任せられるものか」を昇華させると「任せられる人がいれば意思は生きて続く(から不死者の肉体も滅ぶ)」と解釈したのでしょうか。
不死者たちのバトンの奇蹟と超人機械の遺産を思って、アンダーは星を目指して戴天党を目指します。
ボロボロの戴天党ですが、アンダーが加わることで戦力が復活するかな?
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