好きだったキャラがあっさり逝ってしまうショッキングな回でした。
そして、鵺が初登場(のはず?)です。
鵺というと日本の妖怪で顔は猿、胴体はタヌキ、手足は虎、尾は蛇だそうで、想像上のキメラですが、登場した鵺は人間の上半身に猿のようは下半身で直立不動していますね。頭がメロンみたいなのは改造の結果でしょうか。馬のように鞍が付けられていて人間が騎乗して手綱で操縦しているようです。
かませっぽいなあと思っていただ、あっさりナルコが倒して強キャラ感出します。
過度に治療して組織を損壊させたのか、違う計算式を行って損傷させたのか(本人曰く治療ミス)ナルコの機転が伺えますね。
「朝飯前は治療ミス」は「治療ミスは朝飯前」をわざとトボけていってるんだと思いますが、「やばいなあんた」とツッコミを入れるシュロはやっぱり生真面目♬
ナルコ余裕見せすぎじゃないか?治療のキャラは一番にやられるタイプだから気をつけて!と思ってたら、案の定やられちゃいました 。
最初は両手欠損の怪我だけかと思っていたんですが死んでしまったようです。
自分で幼体成熟はしぶといよって言ってたのに〜
魔人は手を損傷すると術は発動できないようなので、ピロも両手を機能不能にしたらあの怒涛の炎術も使えなくなるんでしょうか。
そして焼かれながらも倒れる前にサウジーネの背後に敵が迫っている事を知らせるディジー。めっちゃいい子!
火だるまになった時は地面に転がるといいんですね。勉強になります。
焼死体が丸くなるあたりの描写のリアルさがすごいです。それにしてもディージー、最後までいい子!
駆けつけたアンダーは二人が復活しない事を知り、後悔します。シュロのつっこむようにアンダーは関係ないんですが、それに対するアンダーの言葉が深いです。
「見てしまったら、心が動いてしまったら」
「それはもう俺の世界の一部なんだ!」
誰とも関わらずに殺し合いは嫌だからと隠居していたアンダーですが、自分と交流してきた人に向き合う決心をつけたように思います。
ギンカ隊とはかなり心を通わせていましたもんね。ナルコとディージーにレコベルの姿が重なったようです。
「レコベルという子がいたんだ」
「空の果てで最後の時間を俺のために使ってくれた」
ここでレコベルの情報をモーラが知るのですね。アンダーの言葉の使い方は本当に洒落てるなあ。
クメル軍に単騎で向かい致命傷を受けても立っているアンダーにクメル兵は
「メイミョーの改造人間!!」とびっくりしています。
メイミョーや改造人間という言葉がすでにでてきていますね。初期の段階からかなりの設定が決まっていたんだろうなあ。
覚悟を決めたギンカ隊長の言葉を聞いていない件はギャグなのかどうなのか。
このときのシュロとモーラの後ろ姿が並んでる絵で、二人の耳の大きさが違う事に初めて気づきました。モーラの耳って他のメンバーに比べて大きいのですね。耳のサイズは魔力に比例するのかなあ。
首をはねられても再生するアンダーですが、ヒュンヒュンとツタのようなものによる再生がさらに華麗になっているような、、。ツタの再生シーンはアニメなどの映像で見てみたいところですが、実際再生途中のアンダー本体はグロそうですね。骨格や筋肉の表現がリアルで、医学生とかこの漫画は参考になるんじゃないでしょうか?いやならないかな?
本当にナルコとディージーの早い退場は残念でした。外伝とかでギンカ隊のエピソードとか見たいなあ。
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